毎日フォーラム:東芝 スマートグリッドでCO2 4000トン削減
ECOニュース(毎日フォーラム2010年2月号より)東芝は、沖縄電力が沖縄・宮古島で今秋から行うスマートグリッドシステム(次世代送配電網)の実証実験システムを一括受注したと発表した。受注額は数十億円。4メガワットの太陽光発電システムを新設、既存の電力系統に連結するなど国内最大規模の実証実験で、年間4000 トンのCO2 削減効果を目指す。
スマートグリッドはIT(情報技術)を使って太陽光などの再生可能エネルギーと火力などの既存の電力を効率よく組み合わせ、CO2 排出量の抑制などを図る送配電システム。宮古島では既にある風力(4.2メガワット)や火力(61.5メガワット)、ガスタービン(15メガワット)に加え太陽光発電システム(4メガワット)を新設。天候によって発電量が大きく変わる太陽光発電を既存の電力系統に接続する際の課題などを詳しく調べる。
また、IT通信網で各家庭などの電力消費状況をリアルタイムに把握。蓄電池に蓄えた太陽光の電力を使って火力の利用を抑えるなど、新エネルギーと既存の電力との最適な組み合わせを探る。東芝は09 年10 月にスマートグリッド事業の専任組織を設立、15 年度に売上高1000 億円を目指している。















