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最終更新:2011年07月27日

日本版401kとは?

■運用成績によって年金額が変わる!?日本版401kについて

今日は、年金についての話です。
年金の話となると、まだ先の話だと思う人もいらっしゃるかもしれませんが、リタイア時には意外とお金が必要になります。
例えば住宅ローンの残額を完済するため、年金受給開始までの生活費、年金受給開始後のゆとりある生活を送るための生活費など、結構お金は必要ですよね。
さらに、成果報酬制への移行や転職などによってリタイア時に受け取れる年金額は思いのほか少なかったりします。
そんな時に紹介したいのが、この「日本版401k」です。
掛け金(拠出金額)の運用結果によって将来に受け取る年金額が変わるこの制度、知識として持っているだけの価値はあると思いますよ。


■日本版401kとは?
日本版401kは、確定拠出年金とも呼ばれます。
この確定拠出年金は、年金の問題を解決する方法として2001年の10月から導入された制度です。
米国の所得税法の401条k項で定められた制度を基にしているため、「日本版401k」と呼ばれるようになりました。

またこの確定拠出年金は、「個人型」と「企業型」の2種類に分類することができます。

・個人型...個人が自分で将来の年金を受け取るために掛け金を支払うもの。
自分で毎月の拠出額を決めることが可能。

・企業型...企業が従業員の年金受給のために掛け金を支払うもの。
従業員は負担しなくてもいいのですが、仮に401kに入りたくない場合でも、会社が導入を決めた場合は基本的に皆加入しなくてはなりません。

ちなみに、「個人型」と「企業型」に両方加入することはできませんのでご注意を!


■確定拠出年金のメリット・デメリット
運用結果によって年金の額が上がる点はもちろんのこと、他にもさまざまなメリットがあります。
ですが一方で、大きなデメリットも併せ持っているのがこの確定拠出年金です。
確定拠出年金の制度を考えている方はぜひ、デメリットの面を十分考慮してくださいね。


メリット
・掛金の全てが所得控除になるので、大きな節税ができる。
・運用中の利益が非課税なので、複利の効果を最大限に活用できる。
・受取る際に、公的年金等控除や退職所得控除が利用可能。
・上手く運用できれば、掛金に対して、かなり大きな金額が受取れる。
・国民年金基金とは違い、インフレに対して強い。
・転職や中途退職をしても、確定拠出年金の持ち運びができる。
・付加年金との同時利用ができる。


デメリット
・元本保証ではない(※元本保証の商品だけを選択することも可能)。
・一度加入すると、自由に中途解約することができない。
・お金を受取れるのは、60歳以上か、もしくは、死亡時に限定される。
・60歳になるまで、資金を引き出せない。
・運用委託手数料(信託報酬)や口座管理手数料がかかる。
・個人型商品なのに、特別法人税:1.173%が毎年かかる。


メリットで挙げられた税制面でお得だという点については、国民年金基金と同じです。
ただ大きな違いとしては、確定拠出年金の場合は、年金型で受取る以外にも一時金として一括で受取ることができ、その場合、退職所得控除が利用できるという点が挙げられます。
さらに、確定拠出年金では、インフレに強いと言われる株式の投資信託や不動産の投資信託を組み合わせることでインフレによる資産価値の目減りを防ぐことができるのです。

一方大きなデメリットなのが、最後の「特別法人税:1.173%」です。
長期で運用する年金資金に対して、これが毎年課せられるというのは、大きなデメリットといえます。
そして何より、運用リスクを個人が負わなければならないことが一番の不安要因ですよね。


■確定拠出年金はどこで買える?
ではこの確定拠出年金、いったいどこで買えるのでしょうか?
わざわざ店舗に出向いたりしなければいけないのならちょっと面倒...などと思っている方もいるかもしれませんが、大丈夫です!
確定拠出年金はネット証券会社でも簡単に購入することができますし、デメリットである手数料も低く抑えることができますよ。

口座開設も無料ですし、家に居ながら無料資料請求もクリックひとつでできますので、窓口に出向く時間がない様な忙しい方には特におすすめです。


このように、今までの年金の概念とは少し違う、確定拠出年金(日本版401k)について今日は紹介しました。
ハッピー・リタイアメントに備え、確定拠出年金制度を活用してみてはいかがでしょうか。


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