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最終更新:2011年07月27日

恐怖指数として有名な、VIX指数とは?

■恐怖指数として有名な、VIX指数とは?
12月6日の楽天証券のニュースに、
「VIX(恐怖指数)短期先物指数に連動を目指すETF、12月20日(月)に上場!」
というニュースがありました。
VIX?恐怖指数って何?と疑問を持った方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、「VIX指数(恐怖指数)」について触れてみようと思います!
名前だけ聞くと、いかにも恐ろしそうな名前ですが、恐怖指数、いわゆるVIX指数とは一体どのようなものなのでしょう?


■VIX指数(恐怖指数)とは
サブプライムローンの問題による株式市場の下落で、投資家心理を示す指標とされている「VIX」が近年注目を集めています
このVIX指数は、市場関係者の心理を表す恐怖指数とも呼ばれるものです。
VIX指数の正式名称は、「The Chicago Board Options Exchange SPX Volatility」といい、日本語では「シカゴ商品取引所SPXボラティリティーインデックス」と呼ばれます。 「シカゴ商品取引所SPXボラティリティーインデックス」のSPXとは、アメリカの全主要業種を代表する500銘柄で構成される、アメリカの代表的な株価指数です。
ボラティリティーとは、株式などの価格の変動率や変動性を指す言葉です。
つまりVIX指数とは、米国株の変動率が大きいか小さいかを先読みして取引される指数のことなのです。
簡単に言うと、相場の不安定を示す数値ということですね。


■なぜ、"恐怖"指数と呼ばれるの?
なぜこのVIXが「恐怖指数」と呼ばれているのでしょう。
その秘密を解く鍵は、この指標の元になる「ボラティリティ」にあります。

上でも述べましたが、「ボラティリティ」とは、株価の値動きの度合いのことで、株価が激しい値動きをするとボラティリティの数値は高くなる傾向にあります。
例えば、5日間で 200円上昇する2つの銘柄があるとすると、毎日40円ずつ上昇する銘柄よりも、100円上昇、50円下落を繰り返す銘柄の方がボラティリティは高くなります。

VIXは通常10~20の範囲内で推移するのですが、金融市場に先行き不安なことが起こると、大きく上昇します。
数値が高いほど投資家が相場の先行きに不透明感を持っているとされるのです。

例えば、30を超えたらパニック、40を超えたらメガ・ボトム(大底)といった形で投資家の恐怖心理を表します。
このような特性から、投資家の不安心理を示す指標として用いられ、別名「恐怖指数」と呼ばれているのです。


■過去の事象毎のVIX指数をみてみよう
VIX指数は、相場が大きく上昇する見通しが強まった場合にも数値が大きくなり、相場の先行きに不安が生じた時、著しく数値が上昇することから、相場の下落時に注目され、投資家の不安を示す数値として「恐怖指数」と呼ばれるようになりました。
これは先程も触れましたが、では実際、過去のVIX指数の推移はどうであったのか、気になりませんか?
あの年のあの事件のときはどのくらいの数値だったんだろう...なんて思い浮かべながら見たり、この事件のときはこんなにVIX指数が高かったんだ!と思いながら見ると面白いのではないでしょうか。

ということで、過去のVIXの推移を少し、振り返ってみたいと思います。
※やじるしの後の数値が、その事件の期間中のVIX最高値(終値)を示しています。

・1990年8月
イラク、クウェートに侵攻。翌年の1月に多国籍軍によるイラク攻撃→36.20

・1997年10月
アジア経済不安による、株価下落が発生。
ニューヨーク証券取引所が一時取引を停止→38.20

・1998年8月
ロシア通貨危機が発生。
ヘッジファンドLTCM破綻による金融危機→45.74

・2001年9月
アメリカ同時多発テロ発生→43.74

・2002年7月
アメリカ企業会計不信問題→45.08

・2003年3月
アメリカ、イラク侵攻→34.69

・2008年9月
リーマンショック→89.53


こちらの一覧を見てもわかるよう、リーマンショックがどれほど経済に混乱を起こしたのかは言うまでもありません。
実際にリーマンショックまでは、今まで50までいったことはないが、もし50を超えたら大混乱が起きるであろう。と言われていました。

その後、ほとんど直滑降する形で下がってきているわけですが、これは米国政府の低金利政策や大量の資金供給などによって市場が落ち着きを取り戻していることを意味します。

もちろん今は落ち着いていますが、今後、不意な暴落などが予想されるときは一気に急騰します。
なのでもし恐怖指数に興味を持たれた方はぜひ、チェックするようにしてみてはいかがでしょうか?



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